【中古PCのすすめ】~購入時の注意点!

中古PCは何といっても新品に比べて価格が安く、またリユースは環境保護にやさしいです。
しかし、中古PCは製造年やグレードが幅広く、部品の劣化による個体差による当たりはずれがあります。
そのため購入には押さえておくポイントがいくつかあり、購入先の選別が重要です。

中古PCの押さえておくべき性能(WindowsPC/2023年現在)

CPU中央演算処理装置)

CPUとはPCの制御やデータの演算を行うPCの脳と言われるものです。
市場の多くはインテル社とAMD社製で、通常使用の場合はインテルCore i5以上AMD Ryzen 5以上あれば問題ありません。
仕事で画像や動画を扱う場合はCore i7以上AMDはRyzen 7以上をおすすめします。
(同じCPUでも販売時期で世代が違い性能も変わってきますので、仕事で使用する場合はできるだけ新しい世代のものを選びましょう。)

メモリ(RAM)

快適な作業を行うためにはメモリは重要です。(本サイトの記事『メモリー「RAM」が重要』参照)
通常使用では8MB以上おすすめですが、可能なら16MBを強くおすすめします。
仕事で画像や動画を扱う場合は16MB以上が必要だと思います。
(中古PCをおすすめする理由に、メモリー、SDDのバージョンアップがしやすいことがあります。ぜひメモリー16MB以上を積んでみてください、ほんとうにストレスフリーです!)

より大きな容量のものに変換(換装)する場合は、購入時にショップに依頼するか自分でメモリーを購入して装着します。(ご自分で換装した場合は、購入ショップの保証が受けられなくなる可能性もあるのでご注意ください。)

ストレージ(HDD/SSD)

最近では、読み書きの速度がHDDより速いSSDが普及してきています。
内蔵のストレージとしてはSSDをおすすめします。

SSDの容量は大きいほどいいですが、最低では128GBからのものが多いようです。
通常使用では256MB以上をおすすめします。
(容量が少なくなると動作が重たくなりますので、できるだけ容量は大きいものを選ぶ方がよいでしょう。最近では製品によりますが、SSDの価格も下がってきて、1TB(1000MB)が1万円以下で購入できるようになってきました。)

より大きな容量のものに変換(換装)する場合は、購入時にショップに依頼するか自分でメモリーを購入して装着します。(自分で換装した場合は、購入ショップの保証が受けられなくなる可能性もあるのでご注意ください。)

OS(オペレーティング・システム)

Windows10はマイクロソフトのサポートが2025年10月14日で終わりますが、各バージョンによりサポート終了日が違います。(バージョンの確認方法:スタートアップ設定システム詳細情報バージョン

バージョン開始日終了日
19092019/11/122021/5/11
20042020/5/272021/12/14
20H22020/10/202022/5/10
21H12021/5/182022/12/13
21H22021/11/162023/6/13
22H22022/10/182024/5/14
Windows10各バージョンのサービス期間 (引用元:Microsoft Learn)

サポートが切れても使用できないことはありませんが、ウイルス対策等のアップデートもストップします。


Windows11搭載済み、あるいはWindows11にアップグレード可能なWindows10 PCをおすすめします。

(現在Windows10から11へ無償アップグレードができますが、可能なPCのスペックは限られていますので要注意です。マイクロソフトは目安として2017年製以降のPCはクリアしているといっていますが、ホームページ、ショップ等で確認してください。)

中古PCの購入先

中古PCを購入する先としては、中古PCの専門店をおすすめします。


実績のある専門店ではその店の基準ではありますが、専門のスタッフがクリーニングからメンテナンス、動作チェックまで行ったものが販売されています。
専門店以外の個人売買やリサイクルショップでは品質が保証されない可能性が高くなります。

おすすめ中古PC専門店

全国的に販売実績のある、中古PC専門店をご紹介いたします。(あいうえお順)
これらの専門店は購入後の不具合があった場合、期間の差はありますが保証期間を設けています。
保証は中古PC購入ではとても重要で、安心の目安になります。

各ショップで特徴やラインナップが異なりますので、HP(ホームページ)から抜粋した簡単なショップの特徴を加えました。

尚、メモリやSSD換装の可否も加えましたが、これはご自分でも可能ですので参考程度にしてください。中古PCは数が限られていますので、複数のショップでお目当てのPCを探してください。

アルパカPC
(母体会社:有限会社ミサオネットワーク)
特徴(HPより):
・創業20年の実績
・高年式・おまかせパソコン・ゲーミングPCが売れ筋
保証:お試し購入(1週間以内返品可能)と3ヶ月
追加オプション(メモリー・SSD換装)あり

アルパカPCサイトはこちら

OraOrA!
(母体会社:株式会社ティーズフューチャー)
特徴(HPより):
・月数万台以上の取引数で、業界トップクラスの取扱量と安さを実現
・データ消去、清掃、点検、動作確認までリユース事業のプロが行なう徹底した品質管理
・分かりやすい商品ランク付け(新品~訳あり品まで6段階の商品ランク)
保証:90日 
追加オプション(メモリー・SSD換装)なし

OraOrA!サイトはこちら

Qualit
(母体会社:横河レンタ・リース株式会社)
特徴(HP参考):
・母体が企業へのレンタル会社であり、約1,000台規模で返却されるPCの中から厳選したものを販売しているため、高品質な機器を提供
・バッテリーテスト結果80%以上(※windowsのみバリュー品を除く)
保証:12ヶ月
追加オプション(メモリー・SSD換装):なし

Qualitサイトはこちら

くじらや
(母体会社:株式会社パコネット)
特徴(HPより):
・楽天市場で月間優良ショップ受賞(通算14回)
・安心保障(7日間の返品保証・30日間の無料保証・6ヶ月の無料点検)
・SDGsへの取り組み(海洋ごみの問題に取り組む法人に寄付等) ・ゲーミングPCラインナップあり
保証:30日 
追加オプション(メモリー・SSD換装):機種によりあり

くじらやサイトはこちら

GP-ZERO
(母体会社:株式会社未来クリエイト)
特徴(HPより):
・中古ゲーミングPC専門店(通常ノートPCもあり)
・ゲーミングPC累計2,000台突破の実績
保証:30日
追加オプション(メモリー・SSD換装):あり

GP-ZEROサイトはこちら
GP-ZERO中古ゲーミングPC専門店

JUNKWORLD
(母体会社:株式会社アールキューブ)
特徴(HPより):
・年間50,000の販売実績
・低価格のラインアップ
保証:30日  
追加オプション(メモリー・SSD換装):なし

JUNKWORLDサイトはこちら

パソコン市場
(母体会社:株式会社メディエイター)
特徴(HPより):
・マイクロソフト社から再生Windows販売数 日本No.1を受賞(2014年)
・全国各地でテレビ/ラジオ/新聞に通販広告を出し、知名度抜群低価格のラインアップ
保証:180日  
追加オプション(メモリー・SSD換装):あり

パソコン市場サイトはこちら↓
パソコン市場 公式オンラインショップ

PC next
(母体会社:株式会社ポンデテック(関西電力の100%子会社))
特徴(HPより):
・PCnext(株式会社ポンデテック)は関西電力株式会社の100%子会社で、徹底した品質管理、保証、サポートを提供
・高性能なラインアップ(CPU:core iシリーズ/SSD搭載/メモリ8GB以上)
保証:15日返金保証(お試し購入)と1年保証
追加オプション(メモリー・SSD換装):なし

PC nextサイトはこちら

PC WRAP
(母体会社:中古パソコンショップ PC-WRAP(業歴21年/2023年HP掲載))
特徴(HPより):
・お気軽返品サービス(1週間以内ならキャンセル料、送料が無料。)
・3年保証(ランクが美麗品・特選品・標準品のみ)
保証:3年
追加オプション(メモリー・SSD換装):なし
(商品ページにメモリー増設・Office付属モデルの紹介あり)

PC WRAPサイトはこちら

まとめ

中古PCは、保証のある専門店でスペックを確認して、必要ならメモリー、ストレージをバージョンアップすれば、長く使用できます。
ご参考までに、私も中古PC専門店で購入した2014年製のdynabook R634Mを使用しています。
購入後にメモリを8MBから16MB、SSDを128MBから1TBへ換装しましたので、ストレスを感じることはありません。