一時ファイル(Tempファイル)とは
アプリケーションが作業中、一時的に使用するファイルは、一時フォルダ(Tempフォルダ)に保存されます。
作業終了後には自動的に削除されますが、削除されないものが長期的に蓄積されていきます。
その蓄積されたファイルが、ハードディスクの空き容量を圧迫して動作が重くなったりします。
「Temp」フォルダー内のファイルは削除しても問題なく、削除することでハードディスク等の空き容量を増やすことができます。
一時ファイル(Tempファイル)は下記の2種類あります。
①アプリケーションの一時ファイル
アプリケーションの一時ファイルを保存します。
(ファイル場所: C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Temp)
*Cドライブ → Usersフォルダ → ユーザー名フォルダ → AppDataフォルダ → Localフォルダ→ Tempフォルダがあります。
このファイルの場所を表わすことをパスといい、\(バックスラッシュ)で区切っていきます。
*AppDataが見当たらない場合は、非表示になっているので表示タブに切り替えて、隠しファイルにチェックを入れると表示されます。
②システムの一時ファイル
システムの一時ファイルを保存します。
(ファイル場所: C:\WINDOWS\Temp)
4.一時ファイル(Tempファイル)の削除はWindows管理ツールの「ディスク クリーンアップ」でも可能ですが、手動での削除が簡単で時間もかからないのでお勧めします。
アプリケーションの一時ファイル削除
1.デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリック →
検索窓「ここに入力して検索」へ「%temp%」と入力して%temp%ファイルフォルダーをクリックする。
2. フォルダ内のすべてのファイルを選択する。
(CTLキー + Aキーで全選択、または一番目ファイルを選択+最後ファイルをSHIFTキーを押しながら選択すると全選択)
3. SHIFTキー + DELキーですべて削除します。下記のメッセージが表示された場合、「スキップ」を選択します。(使用中のファイルは削除できません。削除できる範囲でOKです。)
システムの一時ファイルを削除
1. デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリック → 検索窓「ここに入力して検索」へ「%WinDir%\Temp」と入力して%WinDir%\Tempファイルフォルダーをクリックする。
2. フォルダ内のすべてのファイルを選択する。
(CTLキー + Aキーで全選択、または一番目ファイルを選択+最後ファイルをSHIFTキーを押しながら選択すると全選択)

3. SHIFTキー + DELキーですべて削除します。(使用中のファイルは削除できません。削除できる範囲でOKです。)
まとめ
PCが重くなる原因は、PCのスペック、アプリやネット環境等さまざまなことが考えられますが、この一時ファイル(Tempファイル)削除は簡単にできますので、まずはじめに試してみてください。
また、定期的に行うと快適な作業環境が継続できると思います。