インターネットを使用していると、回線速度が遅くなってサイト表示や動画再生に支障が出ることがあります。そんな時「ネットスピード測定サイト」を使った対応方法をまとめてみました。
原因の確認
・以下の3つの原因が考えられます。
①PC
②通信機器
③通信ネット回線
・確認(一つずつ確認していきます。)
①PC:ブラウザを閉じて、PCのアプリを起動する
・動作が正常⇒PCが原因ではないと思われる。
・動作が異常(遅い)⇒再起動をして再度、動作確認をする。また、メモリー使用率が高くても遅くなるので、不要なアプリは終了する。
*PCの動作が重い場合の参考記事
①動作が重い「一時ファイル(Tempファイル)削除」
②メモリー「RAM」が重要
②通信機器:ONU・Wi-Fiルーターを再起動する。
(電源ボタンが無い場合は、電源コードを抜き、10秒以上待って差し直す。)
③通信ネット回線:ネットスピード測定サイトでネット速度を確認
光回線の設備やプロバイダによって差はありますが、同じインターネット回線の使用が増えると回線が混雑し遅くなります。特に、ネット利用が集中する曜日、時間帯に集中して起こります。
ネットスピードの測定
測定項目:
①下り(ダウンロード)速度:サイト表示、動画再生、画像表示、メール受信等に影響があり、この速度が遅いと通常のブラウジングに支障が出ます。一般的に快適なネット使用するには「10~30Mbps」が必要と言われています。
②上り(アップロード)速度:メール送信等PCからネットへ発信するものに影響があります。
ネットスピード測定サイト
1. Fast.com : https://fast.com/ja/
①サイトを開くと自動で測定を開始します。お使いのインターネットの速度が下りの速度です。
*単位Mbps=Mega Bit per secondの略で1秒あたりの通信量を表します。

2. USEN GATE 02: https://speedtest.gate02.ne.jp/
①測定開始をクリックすると測定が開始されます。

ネットスピードが常に遅く、支障が出る場合
原因は、通信機器とネット回線の可能性が考えられます。
①通信機器対策:
・Wi-Fiルーターが古るく、新しい通信規格等に対応していない場合は買い替えを検討する。
・Wi-FiルーターとPCとの距離等を考え、配置を変える。
②ネット回線:
・通信機器等の改善を試みても、改善しなければ他社回線サービスへ切り替えることを検討する。
まとめ
ネット回線は、ネット環境、回線の混雑事情等に影響され、よく不安定になることがあります。
そんな時にこの対応方法をお役立てください!